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音楽好きにおすすめしたいのが、洋楽を使って英語を学習する方法です。
洋楽は、聴き流しているだけだと効果はないですが、正しい方法で学習すればリスニング力やスピーキング力を上げることができます。
今回は、洋楽での英語学習に興味がある方向けに記事をまとめました。
- 洋楽で英語学習してみたい
- 初心者でも学習できる洋楽が知りたい
- 洋楽を使った学習方法を知りたい
たかひろ
記事を書いているぼくは、現在は商社で働いています。
社会人になってから趣味で英語学習を始めて、英語力ゼロから仕事で海外駐在をするまでになりました。
洋楽は、他の学習教材にはない多くのメリットがあります。
ぼく自身、洋楽を使った学習で、英語の4技能を上げることができました。
ちなみに、洋楽は大学生の頃にハマり、定期的にタワレコに居座ってお気に入りを探したり、フェスやライブで新規開拓するくらい好きです(笑)
この記事では、洋楽で学習したぼくがおすすめする『効果的な学習法』や『おすすめの洋楽』を紹介します。
この記事を読むことで、下記のことが分かるようになります。
- 英語学習におすすめの洋楽
- 初心者向けで聴きやすい洋楽
- 洋楽で学習するメリット・手順
わりと有名で聴きやすい曲をチョイスしていますので、洋楽をあまり聴かない方にも気に入ってもらえるのではと思います。
もくじ
英語学習に洋楽を使うメリット
たかひろ
ここでは、英語学習に洋楽を使うメリットを解説します。
リスニング力が向上する
ネイティブの話す英語の音声は、頻繁に『音声変化』と呼ばれる発音の変化が起きています。
洋楽は、この音声変化に多く触れられるため、音声変化を学ぶよい教材となります。
音声変化の具体例を挙げると、下記のようなものです。
Check it up ⇒ チェケラ
Let it go ⇒ レリゴー
隣り合った単語の音が繋がったり、消えたりということが自然な音声ではよく起きています。
この音声変化の知識がないために、知っているはずの単語なのに聞きとれない…ということになるのです。
英語学習に洋楽を使うことで、音声変化のルールを知ることができます。
音声変化のルールを知る=自然な英語を聞き取る力が上がるというわけです。
英語の発音を改善できる
洋楽を聴き、それをマネして歌うことで英語の発音を改善できます。
- リズム
- アクセント
- イントネーション
英語に限らず音声というのは、上記のような多くの要素から成り立っています。
洋楽を聴き、声に出す(アウトプットする)ことで、自然な英語の音声を身につけることができます。
人は、自分が発音できない音は聞き取ることができないと言われています。
発音を改善することは、同時にリスニング力も上がるということになるのです。
語彙力を増やせる
洋楽の歌詞から、参考書には載っていないようなカジュアルな言い回しやスラングを学ぶことができます。
また、前後の歌詞から『この単語はこういう使い方をするんだ』というイメージをしやすいです。
もちろん、少しお下品な単語が使われていることもあります。でも、それがリアルな英語だと思うんですよね。
そして、なんといっても洋楽にはメロディがあります。
メロディと単語をセットで覚えることができるため、脳に定着させやすいです。
習慣化しやすい
洋楽で学習するのはシンプルに楽しいですし、モチベーションを維持しやすいです。
また、洋楽1曲あたり3~5分ほどなので、スキマ時間を活用して学習できます。
習慣化するのが1番難しいのは、新しく1から始めることと言われています。『音楽を聴く』ことは誰もがやったことがあるので、それに『歌詞を見る』とか『口ずさむ』という習慣を加えればいいだけですのでハードルは低めです。
ちなみに、英語学習するなら映画や海外ドラマを使うのもおすすめです。
別記事で、おすすめ映画や海外ドラマもまとめていますので、興味がある方はそちらもご覧下さい。
洋画マニアの僕が選ぶ英語学習におすすめの映画10選!初心者向け映画も紹介
洋画マニアの僕が選ぶ英語学習におすすめの海外ドラマ5選【初心者向け】
英語学習におすすめの洋楽10選
たかひろ
ここでは、下記の条件に当てはまる洋楽を10個紹介します。
- 歌詞が聞き取りやすい
- 単語の難易度が高くない
- 歌いやすい
- 世間的に認知されている曲
過去の名曲から最近の曲まで幅広くチョイスしています。グラミー賞を受賞しているような評価の高いアーティストや曲を選んでおります。
おすすめ洋楽1:Close to you
カーペンターズの1970年にリリースされた名曲です。
いまだにCMでも使われる曲なので一度は聞いたことがあるはず。
なんといっても、カーペンターズの英語はめちゃくちゃ聞き取りやすいです。
この曲は、簡単な英語が使われていますし、何度でも聴ける美しいメロディーです。
おすすめ洋楽2:Don’t Know Why
ノラ・ジョーンズの1番有名な曲です。
シンプルな間接疑問文が使われていたりと、初心者にも理解しやすい歌詞です。
ノラ・ジョーンズの曲は、ジャズ寄りのポップスですが、どれもゆったりしたテンポで英語も聞き取りやすいのでおすすめです。
たかひろ
おすすめ洋楽3:Hello
アデルの曲で、Youtubeでの再生回数が最速で10億回になるなど、多くの記録を打ち立てた名曲です。
英語も聞き取りやすく、仮定法過去完了など勉強になる表現も出てきます。
アデルはイギリスのアーティストですが、歌っている発音はアメリカ英語のような発音です。
ちなみに、ワンオクのTAKAがこの曲をカバーをしていますが、TAKAの発音もキレイなのでそちらも聴いてみてください。
おすすめ洋楽4:I want it that way
バックストリート・ボーイズの1番有名な曲です。
日本の学校だけでなく、海外の学校でもバックストリート・ボーイズの曲は授業に使われたりするみたいです。(外国人の友人情報)
この曲は、耳に残りやすいメロディーと歌詞なので、覚えやすく英語学習にぴったりです。
おすすめ洋楽5:Yesterday
ビートルズは、基本的に英語学習に使える曲がたくさんあります。
この曲を選んだのは、ぼく自身が中学校の授業で使ったことがあるからです。
中学レベルの英語でも、ある程度意味が分かるくらいシンプルな歌詞が使われていて、初心者にはおすすめの1曲です。
おすすめ洋楽6:The A Team
エド・シーランのデビューシングルです。
この曲をおすすめするのは、発音の感覚を身につけるのに最適だからです。
歌詞に”Rhyme”と言われる同じ音で終わる単語(日本語でいう韻を踏む)がたくさんあります。
Rhymeは、英語圏の学校では、発音の学習に取り入れられるくらい大事なものです。例えば、Cake / Make / Breakみたいな同じ音で終わる単語のことです。
エド・シーランの他の曲でもRhymeはたくさん入っていますが、この曲はスローテンポで聞きやすく歌いやすいです。
おすすめ洋楽7:I won’t give up
ジェイソン・ムラーズの名曲です。
シンプルな英語で、日常でも応用できる表現が歌詞で使われているので学習におすすめの1曲です。
彼も歌詞にRhymeを入れることが多く、他にもおすすめの曲はありますが、初心者はこの曲が入りやすいです。
たかひろ
おすすめ洋楽8:Suger
マルーン5もたくさんの名曲がありますが、この曲はネイティブの会話でよく起きる”wanna”や”gotta”などの音声変化が繰り返し出てきます。
多少早口のところはありますが、使われている英語表現はシンプルなので初心者にも理解しやすいです。
おすすめ洋楽9:You raise me up
ケルティック・ウーマンが歌うこの曲は、日本人なら誰もが聴いたことのある名曲です。
曲もスローテンポで、はっきり発音しているのでとても聞き取りやすいです。また歌詞も中学レベルの簡単な単語が多いです。
おすすめ洋楽10::Let it go
説明不要なほど有名ですが、アナと雪の女王のテーマソングです。
ディズニー映画は子供が見るため、歌詞にもわりと分かりやすい英語が使われているのが特徴です。
洋楽を使った学習手順
英語学習を目的として洋楽を聴くなら、下記のような手順で学習するとよいです。
- 音声のみで数回聴く
- 歌詞を見て繰り返し聴く
- 自分で調べて翻訳してみる
- 発音をマネして歌う
1と2では、リスニング力の強化をします。
まず、音声のみでどの程度聞き取れるか試してみて、次に歌詞を見て聞き取れなかったところを補いつつ、再び聴くという感じです。
3では、語彙力を増やすことがテーマです。
自分でひとつずつ調べて日本語訳をしてみます。
ちなみに、“曲名 歌詞”とかで調べれば翻訳された歌詞が出てきますが、自分で調べたほうが記憶に残ります。
4では、発音の改善をします。
カラオケが好きならカラオケで歌ってもよいですし、部屋で一人で口ずさむ程度でもよいです。とにかく、発音をマネして歌うことが大切です。
おすすめの洋楽サイト・アプリ
たかひろ
ここでは、洋楽で英語学習するのにおすすめのサイトやアプリを紹介します。
オフラインでも聴けるようにしたいなら、下記2つがおすすめです。
- Apple music
- YouTube music
この2つは洋楽の曲数がかなり多いので、おそらく見つからない曲はないと思います。
また、英語学習をするのに下記アプリは使えます。
- Lyrics training
このアプリは、自分が選んだ曲の歌詞が一部空欄となっていて、曲を聴きながら空欄の穴埋めをするというものです。
有名どころの曲なら大体入っていますし、無料で使えるアプリですのでおすすめです。
聞こえてきた英語音声を書き取る「ディクテーション」は効果的ですが、毎回ノートとペンを用意して、歌詞を書き取るのは大変です。慣れないうちは、無理なく続けられるこのようなアプリを活用しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、英語学習におすすめの洋楽を紹介しました。
紹介した洋楽をまとめると、下記になります。
おすすめの洋楽10選
- Close to you (Carpenters)
- Don’t Know Why (Norah Jones)
- Hello (Adele)
- I want it that way (Backstreet Boys)
- Yesterday (Beatles)
- Team A (Ed Sheeran)
- I won’t give up (Jason Mraz)
- Sugar (Maroon 5)
- You raise me up (Celtic Woman)
- Let it go (Frozen)
正直、他にもおすすめしたい洋楽は山ほどあるのですが、マニアックなところを紹介すると好みが分かれますので、今回はこのようなチョイスとしました。
洋楽での英語学習は、同じ曲を繰り返し聴く&歌うことが大切です。そのために、まず自分の興味のある曲を探してみてくださいね。
洋楽を使って、楽しく英語のスキルをあげましょう。
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