一人旅に出よう(英語学習にも効果的だよ)

こんにちは。

たかひろです。

ぼくは現在会社員をしていてますが、よく一人旅に出ます。まわりの友達からはよく

「今どの国いるん?」 とか 「生きてる?」

とか聞かれます。

海外に旅に行った際、SNSでよく現地の写真をアップしたりするので仕事もせずに常にフラフラているようなイメージがあるみたいです。

そして少し変わった国に旅に行くので消息不明説が出回っているのかもしれません。笑


実際仕事もせずにフラフラ放浪していた時期はありましたが。




僕がそもそも海外に行く理由は、日本にはない ”何か” を感じるためです。



その“何か”とは、時には景色であり建造物であり、時にはその国の文化であり人間模様であり彼らの価値観や生き様であり…


それを自分の目で見て肌で感じたいからです。


情報化社会が進み、インターネットが普及した現代において海の向こうの景色や情報はリアルタイムですぐに手に入る便利な時代になりました。


ですが、ネットや雑誌などメディアを通して手に入る情報は僕の感覚では本質からは程遠いもので、その国の本質を網羅した本があるとしたら最初の1,2ページほどの薄っぺらな情報だと思うのです。


海外の人が日本にはまだ侍が実在すると思っているようなもんですね。笑


ちなみに、同じ例でいうと僕はインドに半年ほど住んでいましたので現地でヒンディー映画をよく観たのですが、この話を友達にすると9割の人が


「インド映画ってやたらキャストが踊り出す映画やろ?」

って言います。


もちろん昔のヒンディー映画はそういう構成のものが多かったらしいですが(一緒に仕事していたインド人情報)最近のインド映画はハリウッド顔負けの迫力で内容も普通に面白いですよ。

日本で上映したらいいのにって思う映画もあるくらいです。

そんな僕も実際にインドで映画を観るまでは踊っているイメージでしたが。。


こういった情報はメディアによって操作され、僕たちはいまだにそういうものが存在すると思い込んでしまっています。※映画の例で言えば、半分正解ですので日本の番組が面白おかしくインド映画のことを取り上げているだけだと思いますが。


つまり、“百聞は一見に如かず”ということわざがあるように何事も自分の目で見て、その国の空気を肌で感じることが大事だと思います。


僕が初めて海外を一人旅したのは、大学を卒業し社会人になって、その後仕事を辞めたタイミングでした。

当時は東南アジアをバックパックで一人旅したのですが、今まで日本で生活をしていて当たり前だと感じていたことが、一気に崩れ落ちていった感覚がありました。鈍器で頭を殴られたような衝撃がありました。



今まで常識と思っていたことが全く通用しない世界。日本という国は逆に特殊な国なのかもしれないと思うようになりました。




3日前に発表されたアカデミー賞でメイク・ヘアスタイリング賞を受賞した日本人のカズ・ヒロさんが記者会見で発言されていた内容がとても共感できるものでした。


彼は2018年に一度アカデミー賞を受賞されていたのですが、そのときは辻一弘という名前でした。
それから日本国籍をあえて捨て、名前をカズヒロにした理由というのが、日本の文化では夢を叶えることが難しいと感じたからだそうです。

日本人は、日本人ということにこだわりすぎて、個人のアイデンティティが確立していないと思うんですよ。だからなかなか進歩しない。そこから抜け出せない。一番大事なのは、個人としてどんな存在なのか、何をやっているのかということ。

https://news.yahoo.co.jp/byline/saruwatariyuki/20200114-00158572/


また日本の教育や社会についても以下のように発言されています。

日本の教育と社会が、古い考えをなくならせないようになっているんですよね。
それに、日本人は集団意識が強いじゃないですか。その中で当てはまるように生きていっているので、古い考えにコントロールされていて、それを取り外せないんですよ。
~中略~
人に対する優しさや労りとかは、もちろん、あるんですけど、周囲の目を気にして、その理由で行動する人が多いことが問題。自分が大事だと思うことのために、自分でどんどん進んでいく人がいないと。そこを変えないと、100%ころっと変わるのは、難しいと思います

https://news.yahoo.co.jp/byline/saruwatariyuki/20200114-00158572/


日本人は協調性を重視するよう子供の頃から教育を受けているので、集団としてのパワーという点では優れたものがあるのかもしれません。

しかし、その日本独自の文化や価値観を当たり前のものと考えていては、個人として本当に大切にするものを失ってしまうかもしれないと思います。


いま目の前にある常識というものに疑問を持ち、常に新しい世界に目を向けて行動していくことが大事なのかな、というお話でした。


さあ、旅に出よう。

タカ・ヒロより。


ではまた。




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